通勤時の急な下痢を抑えるIBS対処法

通勤時の急な下痢を抑えるIBS対処法

会社に遅刻すると失うものが大きいので朝の電車で下痢になりやすい人にとっては本当に深刻な問題ですよね。

今回は、電車の中で下痢に襲われた時のトイレまでの時間稼ぎの方法とストレス性の腹痛、過敏性腸症候群(IBS)について詳しくお伝えしていきます。

目次

通勤中の下痢を抑える5つの対処法

通勤中の下痢を抑える5つの方法

通勤電車で急な腹痛を和らげるために必要なのは「腸の蠕動運動(ぜんどう運動)を抑えること」です。なぜなら突然の腹痛は腸の動きすぎによるもの。

途中の駅で降りてトイレに駆け込むには時間がないし、会社の最寄り駅が都市部のターミナル駅ならトイレが行列なんてこともよくあります。

そんなときでもなんとかしなければなりません。

体勢やツボ等を利用して腸の動きを抑えてトイレに行くまでの時間を稼いでください。

では、具体的な方法を5つお伝えします。

足を組んで腸の動きを抑制する

急な下痢を我慢したいときは左足を上にして足を組む

通勤時の急な下痢を感じたら足を組んで腸の動きを抑えましょう。

ポイントは、お腹に力を入れることとと足を組むときは左足を上に組むようにすることです。

足の組み方は左右どちらでも良いですが、左足を上にすることで腸の出口付近を抑えることができるので腹痛が少し和らぎます。

立っている場合は、足を少し浮かせるようなイメージで力を入れると良いでしょう。

下痢には排便の逆周りに撫でる

もし洋服やベルトでお腹を締め付けている場合は少し緩めておきましょう。

緩めたら腸の形に添ってお腹を「反時計回り」に円を描くように撫でて下さい。

「反時計回り」で撫でるという方法は非常に重要で腸の形は時計回りに排便されるようになっています。

そのため、お腹を下して痛い時に時計回りに撫でてしまうと反対に排便を促してしまうことに繋がります。

時計回りに撫でるのは、トイレについてからにして下さいね。

腹痛を押さえるツボを押す

天枢は下痢の波を鎮める効果があるツボ

急性の下痢症状の時に役立つのが天枢(てんすう)というツボ。

おへそから指2本分ずらしたあたりにありますので上から押してみましょう。

この天枢のツボには腸の動きすぎを抑えてくれる効果があり胃腸の働きを調整してくれます。

強く押すと痛みが強い場合がありますので軽くへこむ程度に押しましょう。

もし、手元にホッカイロなどがあればその部分を温めて置くと良いですよ!

お腹の痛みを紛らわす

通勤中の下痢が急に襲ってきたとき、腸に意識を向けないように違うことを考えて気を逸らせましょう。

腸はストレスと深い関係がある臓器なので気持ちの揺らぎで影響することがあります。

痛い時は、腸に意識を向けないように違うことを考えて気を逸らせましょう。

お腹から意識を逸らすことができれば方法は何でも良いですがおすすめはこちらです。

  • 天井を見る
  • 広告の文字をひたすら読む
  • 一点を見つめて無になる
  • 外のビルの数を数える
  • 腕につけたゴムをパチンとはじく

最も良くないのは目を閉じてしまうことです。

目を閉じると一気にお腹に意識が集中してしまい、痛みが増す可能性がありますので止めておきましょう。

下痢を抑える呼吸法

下痢を抑えるためには自律神経を落ち着かせることがポイントです。

お腹が痛くて焦ってしまうと自律神経が乱れさらに腹痛が増す原因になります。

落ち着いて「鼻から吸って口からゆっくり吐いて」気持ちを安定させましょう。

この呼吸法は副交感神経を高める効果があります。

自律神経を安定させることで、腸の動きも正常に戻りやすくなりお腹の痛みも引いていきます。

「大丈夫」「大丈夫」と心の中で唱えながら次の駅に着くのを待ってくださいね。

途中下車で大惨事を避ける

IBSは限界が訪れると抑えがきかなくなってしまうため、早めに対処することをおすすめします。

途中下車してでもトイレに行くほうがよいでしょう。

なぜなら、ギリギリの状態で会社の最寄り駅に着いたときにトイレが行列だった場合の手段が残されていないためです。

電車で貧血を起こしたなど会社に連絡すれば大体の場合は乗り切れます。

IBSとその原因について解説

過敏性腸症候群(IBS)とは?

IBSとは、大腸に器質的異常がないにも関わらずお通じの異常を3か月以上にわたって繰り返す疾患で、下痢型・便秘型・下痢と便秘の混合型の3タイプあります。若い女性に多く見られ、緊張を強いられる場面で悪化しやすいと考えられています。

IBSの原因は?どんな人がなりやすいの?

現在、IBSの原因は不明とされています。IBS患者の体質として明らかになっている点は、脳と腸の連動が強くなっていること。腸の運動は脳の働きと連動すると言われていますが、IBS患者は、ストレス等の脳への刺激を腸に強く伝達してしまうことによって、通常の刺激では感じないものでも痛みを感じてしまい、腸の異常な運動を引き起こしていると考えられています。

IBSを防ぐにはどうしたら良いの?

IBSの予防法は確率されていませんが、IBS発症の原因として生活習慣や個人の性格が関係していると言われています。そのため、生活習慣の見直しやストレスの改善等がIBSによる下痢や便秘を引き起こさないための予防策であると考えられます。

IBSにはどんな治療法があるの?

IBSには専用薬があります。その他にも症状を引き起こす原因となっているストレスや腸内環境の悪さ、アレルギー等に応じた服薬治療も行われています。また、心理的な原因が深く関連している場合はカウンセリングや認知行動療法なども治療法の一つです。

前日からできる通勤時の下痢対策

通勤前日から始める朝の電車での下痢予防

食物繊維が多いものを控える

食物繊維が多い食べ物は便秘改善には役立ちますが下痢しやすい人は食べ過ぎに注意!

腸内を刺激してしまうため大事な場面でお腹が痛くなってしまうことも… 。

その他にも、揚げ物やバターなどを使った脂肪分が多い料理や、お刺身などの身体を冷やす食べ物は胃腸に負担をかける可能性があるため控えた方が良いでしょう。

前日は、消化の良い食べ物「うどん」「おかゆ」「バナナ」「鶏肉」「白身魚」等を温かく調理して食べるようにしましょう!

炭酸飲料・アルコール・カフェインを控える

炭酸飲料やアルコール、コーヒーなどのカフェインが入った飲み物は胃腸にとっては刺激物にあたるため控えた方が良いでしょう。

また、牛乳などの乳製品も、体質的にお腹を下しやすい人は注意してください。

ヨーグルトも腸の調子を整えるには非常に良い食品ですが、冷えた状態で食べてしまうとお腹を冷やす可能性があるため少しレンジで温めてから食べるとGOODです。

睡眠不足・夜更かしは控える

次の日に会社で大事な仕事があるときなどは緊張してなかなか眠れないことがありますが、睡眠不足のまま朝を迎えるのは非常に危険です。

腸と自律神経の関係は前述している通りであり、睡眠不足により自律神経が乱れてしまうと下痢を引き起こしやすくなります。

せっかく準備したのに下痢で遅刻…なんてことになったらもったいないですよね。

前日こそ早めに就寝して、次の日に備えるようにしましょう。

急な下痢を抑える紅茶や緑茶

下痢が気になってしまうというあなたは紅茶か緑茶を飲んでから出かけましょう。

紅茶や緑茶に含まれているタンニンという成分は、便を固くする効果があり腸の動きを抑制する働きがあると言われています。

さらに、自宅に梅干しがある場合は飲み物に一粒入れるとさらに整腸作用がプラスされるのでおすすめです!

簡単なおすすめレシピは次の3つ。

  1. 緑茶か紅茶の茶葉orパックを入れる
  2. 一粒梅干しを入れる
  3. お湯を注いで軽く混ぜる

体質に合わないこともあるので、一度休日などに飲んでみるようにしましょう。

紅茶や緑茶にはカフェインが含まれており、利尿作用があるため飲み過ぎには注意してください。

通勤時の下痢の原因と対処法まとめ

今回は、朝の通勤電車で腹痛と下痢が起きた時の対処法とIBSについてお伝えしました。

腹痛の原因は様々ありますが、IBSの原因であるストレス性の下痢の場合、まず「腸のぜんどう運動を抑えること」で一時的に痛みを回避することが出来ます。

そのためには、「足を組んでお腹に力を入れる」「お腹を撫でたり、ツボを押したりして腸の運動を抑制する」「痛みから気を逸らせたり、ゆっくり呼吸することで気持ちを落ち着かせる」と良いでしょう。

腹痛には様々な疾病が関与している可能性があるため、長時間続く場合は一度主治医に相談しましょう。

IBSは病院で治療することも可能ですし生活習慣で改善していくことも出来ます。

自分がIBSか気になる方は一度、内科・消化器科で相談してみてくださいね。

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