20代後半になると自分のバストの形が以前よりも崩れてきたなと思うことありますよね。
今回は、お椀型の女性らしいバストを目指す、胸の形を整える方法についてお伝えしていきます。
バストアップは胸の形も整える

バストの形が崩れると身体のラインが出る洋服を着るのも抵抗があったり、下着を選ぶ時も悩みが多くなったりします。
でも、女性にとって胸の形はとってもデリケートな悩み。
人に相談するのはちょっと…という人も多いのではないでしょうか。
上向きでふっくら柔らかいお椀型のバストは女性の憧れであり、あなたにとって最大の武器になるはず!
胸の形を整えるためには次の4つのバストアップ法がおすすめです。
- 胸周りをマッサージすること
- ナイトブラの着用
- 自分に合ったデイリーブラを着用
- 肩甲骨をほぐすこと
この4つを押さえれば、あなたもお椀型のバストに近づくことが出来ます!
では、具体的な方法をご紹介していきます。
バストを寄せて上げるマッサージ
バストアップで胸の形を整えるためには自分で胸を上に持ち上げることと血行やリンパの流れを良くすることが大切です。
入浴中やお風呂上りに出来るマッサージ法を4つ紹介します。

- 右手を左の肩甲骨あたりに持っていく
- 脇下のお肉を胸に持ってくるイメージで寄せる
- 右胸も同様に行う
- 右手を左胸の下に当てて斜め上に谷間を作るように持ち上げる
- その位置でさらに上に持ち上げるように揺らす
- 右胸も同様に行う

- 胸の上と下のふくらみ部分に手を当てる
- 内側から外側に向かって形を整えるイメージで優しく撫でる
- 左右両方行う
- 鎖骨の下を内側から外側に向かってグルグルと撫でる
- もう一度優しく内側から外側に向かってスーッと撫でる
- 左右両方行う
バスト周りが柔らかくなり、身体がポカポカしているのを感じられましたか?
決して胸をつぶさないようにすることと優しく丁寧に行うのがコツです。
さらに、「カモミール」や「ローズ」のオイルを使ってマッサージすることで、リラックス効果と女性ホルモン活性化も期待できますよ!
肩甲骨ストレッチでバストアップ

肩甲骨が固くなると、胸を支えることが出来ず垂れ下がりの原因になります。
上向きのバストに重要なのは「肩甲骨」を緩め、胸を広げた姿勢を維持することです。
早速ストレッチを行っていきましょう。
- 手の平を下にして胸の位置に持っていく
- 肩甲骨を寄せたり離したりを繰り返す
身体を動かすのではなく、胸を広げることを意識してください。
バストが上向きになっただけでなく、肩周りも少し楽になったような感じがしませんか?
このストレッチは、肩から背中全体のこわばりもほぐすことが出来ます。
胸の形崩れに悩む人は、肩こりで悩んでいる人も多いので、気づいたときにこまめに行うようにしてくださいね。
ナイトブラで夜もバストアップ
寝ている時間は横になっているため胸の形が崩れる一因になります。
寝ている間のバストアップに有効なのはナイトブラの着用です。
胸の形をキープするためにナイトブラを選ぶときの3つのポイントは次の3つ。
- 締め付け感がないもの
- 通気性が良く肌触りが良いもの
- 金具やワイヤーがついていないもの
締め付け感が強いものだと血流が悪くなり胸にとっては大ダメージとなります。
なるべくゆったりしつつ、胸をしっかり包み込んでくれるものを選びましょう。
動いたときに金具が当たったり肌触りが悪かったりすると睡眠を邪魔してしまうことがあります。
自分にあったブラはつけていても違和感がなく不快に思うこともないので一度試着してみることをお勧めします!
バストサイズに合ったブラを着用する
下着を買いに行くとバストサイズを測ってもらえますが、自分で買う時は「A」「B」「C」などのサイズだけを見て買ってしまうことはありませんか?
自分に合わないブラの着用は胸の形を崩し胸に負担をかけることがあります。
前に測ってもらったことがあっても女性のバストは日々変化するもの。
今のベストなサイズを見つけるようにしましょう。
自分に合ったバストサイズの測り方が詳しく説明されている動画を載せますので是非参考にして下さいね。
バストを形づくるクーパー靭帯とは

クーパー靭帯は、脂肪や乳腺、大胸筋、皮膚を繋げているものであり、胸を上向きにキープするために必要なものとされています。
この靭帯は、年齢により伸びたり切れたりすることがありますが生活習慣によっても損傷してしまうことも。
靭帯が損傷しても痛みなどが発生することはないので、いつの間にか切れていることが多く、知らないうちにバスト崩れが始まってしまいます。
クーパー靭帯に関して、次のように述べられています。
肋骨や大胸筋の土台と乳房をつないでいる束上の組織がクーパー靱帯です。主にコラーゲンで構成され、伸縮性はあまりありません。
出典: 東京美容外科「バストのハリに関連するクーパー靭帯とは?」
この靭帯は一度切れたり伸びたりしても再生することができず、現在の医療では完全に元に戻す技術はありません。
だからこそ、日々のバストケアや形を保つブラの着用、上向きの姿勢によりクーパー靭帯を伸ばさないことが形崩れを防止することが大切になります。
バスト崩れの原因になる3つの悪習慣

バストアップと同時にバスト崩れを予防することが理想のバストを形作る秘訣です。
胸の形が崩れる原因は、年齢も関係していますが実は日常の些細なことの積み重ねによって起きています。
ここでは日常の中からバスト崩れの原因となっている3つの習慣を紹介します。
猫背姿勢が多い
猫背でいると、胸を広げる「小胸筋」という筋肉が縮こまってしまい、目線も自然と下向きになります。すると同時に、胸も下向きに垂れ下がってしまうのです。
クーパー靭帯は伸び切ってしまうと元に戻すのが難しくなるので、なるべく早い段階で姿勢を改善しましょう。
運動中にノーブラ
運動中の胸の揺れは、先程説明したクーパー靭帯が伸びてしまう原因になります。
特にランニングやジャンプなどの上下に動かす振動により、ゴムのようにどんどん伸びてしまう可能性もあります。
激しい運動をするときはスポーツブラなど胸を支えるブラを着用してバストの動きを抑えるようにしましょう。
横向きに寝ている
寝る時に横向きに寝るのが癖になっていませんか?
左右どちらも平等に横向き寝になっているなら良いのですが、どちらかに偏っていると、そちらの靭帯ばかりが伸びてしまい、形が崩れる原因となります。
なるべく上向きで寝るようにしたり、ナイトブラを着用して寝ている間の形崩れを防ぎましょう。
産後ママさんの多くは胸の形崩れを実感していた!?
女性にとって出産はバストの形が大きく変化するターニングポイント。
特に産後はホルモンバランスが変化したり授乳中にバストが伸びることも。
赤ちゃんを育てるために胸が膨らむためクーパー靭帯も伸びていきます。
逆に、授乳が終わると靭帯が伸びたまま胸のサイズが減っていくため、胸が下に垂れてしまったり、形が崩れる原因となるのです。
ここで早めにバストケアを行っていれば元のバストに近づけることも可能ですので丁寧にケアすることをおすすめします!
胸の形を整える方法まとめ
今回は、胸の形を整える方法と胸の形崩れの原因についてお伝えしました。
胸は手をかければかけるほどキレイに保つことが出来ますので、お風呂上りのバストマッサージやナイトブラの着用を行い、胸の形をキープすることが大切。
普段からブラのサイズや姿勢など悪い習慣を長く続けているとバストの形が崩れてしまいますので、今からでも自分の生活を見直してみましょう。
産後のママさんたちは子育てで忙しい毎日ですが、赤ちゃんのためにも自分の身体のケアもしっかり行ってくださいね。
一人で抱え込んでいた胸の形崩れの悩みも、日々のセルフケアで解決していきましょう!